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ニコラ・ルッジェーロはイタリアにおける水準の高い様々なレストランで働いたシェフであり、プリモ・ピアット(パスタ料理)の大いなる愛好家である。ある日、彼は一つの事に気づいた。それは色々な種類のパスタをゆでる際の、それぞれの適切なゆで加減を知る難しさである。パスタをゆでている間に何度も試食する事も不可能であり、他の料理(パスタソース、付け合せ、メインの魚料理や肉料理など)も調理しなければならない・・・
このような観点から、全てのメーカーのあらゆる種類のパスタ(手打ちなどの生パスタは除く)の正しいゆで加減を教えてくれる器具が誕生する事となり、このひらめきのおかげで生まれた“クオチマティック”は考案され、特許権を取得した。この器具のシステムは、ゆでているパスタを歯で噛んでみながらゆで加減を脳で認識するという人間的なそれと同じものである。“クオチマティック”には人間の歯の役割をするピンセットと脳の役割をするミクロチップが備え付けられており、ピンセットでパスタの硬さ具合を認識し、ミクロチップで適切なゆで加減になった時を認識し合図する。唯一の違いは、“クオチマチック”のピンセットに取り付けられたパスタは生の状態から計測されるのに対し、人間の試食は適切なゆで加減と判断された時に実施される点である。今日から全ての人に(専門家でなくても)イタリアンパスタを“常にアル・デンテ”で味わうチャンスがあるのです。
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